アルミホイール取扱いのご注意
取り付けの前に
タイヤの選定- タイヤサイズは純正のタイヤ外径や速度基準、荷重指数等を純正と同等以上とし、タイヤメーカー及びカーメーカーの指示のもと必ず従ってください。許容範囲以外のタイヤサイズを使用した場合には、車検不適合や破裂等の重大な事故に至る原因となります。なお、2007年1月改訂の道路運送車両法により、許容範囲が少なくなりました。
タイヤの組み付け- タイヤとホイールを組み付ける場合には、適切なタイヤチェンジャーを使用し、ホイールを傷つける恐れのあるレバー等の使用は重大な事故に至る原因となりますので、絶対に行わないで下さい。
ホイールの取り付け- ホイールはサイズ・穴数・P.C.D.・インセット・取り付け面形状の組合せで車への装着可否が決まります。販売店にご相談の上、必ず装着する車に適合したホイール・タイヤを使用して下さい。
エアーバルブの取り付け- エアーバルブは付属の専用エアーバルブを使用して下さい。付属していない場合は必ずホイールのバルブ穴に適合する新品エアーバルブを使用下さい。中古エアーバルブを使用するとパッキン部の劣化・変形等により空気漏れの原因となることがあります。
空気圧の確認- タイヤ組込み後は空気漏れがないことを必ず確認して下さい。タイヤとリムのかん合部やエアーバルブ周辺部を特に注意して確認して下さい。空気圧は車両の取り扱い説明書、又はタイヤメーカーの指示に従って下さい。
バランスウエイトの取り付け- ホイールのフランジ部に挟み込むタイプのバランスウエイトはホイールを傷付ける恐れがあります。貼り付けタイプの使用をお勧めします。
バランス調整について- タイヤ組込み後は必ず全輪ともホイールバランス調整をして下さい。バランスが狂っているとハンドルの振れやタイヤの異常磨耗の原因になります。
ボルト・ナットの確認- ホイールのボルト・ナット取り付け座形状と異なるボルト・ナットは充分な締め付けが出来ない為、走行中にゆるんだり、外れる危険があるので絶対使用しないで下さい。ボルト・ナット付属の場合は必ず同梱のボルト・ナットを使用して下さい。ボルト・ナット付属でない場合は必ず指定のボルト・ナットを使用して下さい。
ボルト長の確認- 付属、指定のボルトで車両に取り付けてから確認のために必ずジャッキアップした状態のままで手で全ホイールを回して接触等による異音が無いことを確認して下さい。ボルト接触の異音が発生したり、干渉して回転しない状態で無理に走行した場合は車両が破損する場合があります。異常が確認された場合は使用を中止してすみやかに販売店もしくは当社へご相談下さい。これを怠って生じたトラブルに関しては保証しかねます。
ボルト・ナットの締め方- 取り付けボルト・ナットの締めすぎは、ボルト穴の変形、破損等を発生させることがあります。また、締め付けが不十分な場合はボルト・ナットの緩みの原因となります。推奨トルク(M12で9~12kgf.m 88~118Nm. M14で16~18kgf.m 160~180Nm.)で締め付けるか、車両の取り扱い説明書の指示に従って下さい。インパクトレンチ使用の場合は低トルクで仮締めして、その後推奨トルクで締め付けて下さい。推奨トルク以上で締め付けた場合には、ボルトやナットが破断する原因となりますので、絶対にお止め下さい。
車載レンチの確認- ご購入いただいたホイールはデザイン形状により車載レンチが使用できなくなることがありますので必ず確認して下さい。車載レンチが使用できない場合は、別途ロングアダプター、クロスレンチ等を必ずご用意下さい。
ホイール交換後のトラブルを防ぐために- 取り外した純正ボルト・ナット等の保管には付属の袋をご使用下さい。紛失防止及びスペアタイヤ使用時に必要となりますので、グローブボックス又は車載工具と一緒に保管してください。
スペーサー- やむを得ず後付けのスペーサーを使用する場合は、充分な締め付けトルクを得られるようなボルト長やナットのかかり具合を確認した上でご使用になって下さい。また、取り付け穴数変更やP.C.D.変更を目的として後付けされるスペーサーの使用はそれ自体の強度不足やアルミホイールの正常な装着や機能を妨げる場合があり、最悪の場合には走行中に緩んでしまう場合がありますのでお勧めできません。
取り付け上の注意- 取り付け車種によってはブレーキの仮止め用ビス、ボルトワッシャーや位置決めピンが出ており、これらが製品の取り付け位置に当たる場合は、取り扱い店にご相談下さい。また、装着面にサビ、ゴミなど異物が入ったままホイールを装着すると、ホイール各部に片寄った異常な力が加わり、装着ボルトやナットの緩みや破損の原因となりますで、取り付け面のサビやゴミはホイール装着前に必ず除去して下さい。
取り付け、使用法
装着後の確認- 車両への装着は車体、サスペンション部品等との接触がないか(前輪はステアリングを左右にきって)ご確認下さい。タイヤ・ホイールが車体からはみ出すことは法令で禁止されていますので必ず確認して下さい。
空気圧の点検- タイヤの冷えているときに(走行前)空気圧点検をして下さい。高速走行では20~30kpa(0.2~0.3kgf/F)空気圧を高めましょう。リムフランジ部に変形があると空気漏れの原因になります。空気圧不足は小さな衝撃でもタイヤ、ホイールを傷める原因となります。
増し締め点検- 装着初期やローテーション後は、取り付けボルト・ナットが緩みやすいので約100km走行後、推奨トルクで増し締めして下さい。
使用上の注意- 急発進、急制動、急旋回等の無理な走行や乱暴な運転は、タイヤ、ホイールを傷める原因となるので絶対に行わないで下さい。パンク修理やローテーション後などはホイールバランスが変わることがあります。
障害物の注意- 歩道、縁石、キャッツアイ、凹凸等への乗り上げはホイールやタイヤが変形、亀裂及び重大な破損を生じますので、絶対におやめ下さい。
異常があったら- 走行中に突起物へ乗り上げた後に異常振動や異常音を感じた時は、速やかに安全な場所に停止して点検して下さい。
修理、加工、塗装について- 変形したり亀裂が生じたホイールはお客様自身による修理、加工や塗装を行わないで下さい。ホイールの品質低下を招き、目視では判別出来ない強度低下となり、破損や重大な事故に結びつく恐れがあります。
組み立てホイールについて- 組み立て式(2・3ピースにて)ホイールのリムとディスクの結合ボルトは、製造時に規定トルクで厳格に締め付けています。お客様自身等による増し締めや緩めたりすることは使用時に事故の原因になりますので絶対に行わないで下さい。万一、緩みが発生した場合は販売店か当社にご相談下さい。
ハブリングについて- ホイールの種類によっては、ハブリングを使用するホイールがあります。ハブリングを使用する場合は、必ずハブリングを組み付けて車両に装着して下さい。また、取り外しの際は車両のホイール取り付け面にハブリングが付いてないことを確認して下さい。
日常点検、お手入れ
お手入れについて-
- ホイールの表面は車の塗装と同様のお手入れが必要です。
- 腐食の原因となるブレーキダストや泥は頻繁に洗浄して下さい。降雪地域の道路凍結防止剤、海岸地域の塩水や潮風もアルミホイールに対して非常に有害なので走行後、柔らかいブラシでよく水洗いして下さい。
- ホイールの塗装は強くもあり弱くもあります。洗浄はホイールを十分冷やしてから水や中性洗剤を使用して下さい。塗装皮膜を破壊する恐れのあるホイールクリーナーや洗剤は使用しないで下さい。
- ホイールを傷付ける恐れのある高温、高圧のスチーム洗浄や車洗浄機を使用しないで下さい。また、高温のままホイールを洗浄しないで下さい。
- タイヤ、ホイールを車両から取り外して保管するときは洗浄・乾燥後に直射日光の下や高温・多湿の場所には保管しないで下さい。また、保管の際はボルト・ナット等の付属部品も一緒に保管することをお勧めします。
ホイール品質基準適合マークについて
JWL基準適合マーク

乗用車用軽合金製ディスクホイールの技術基準
この基準は乗用車(乗員定員11人以上の自動車、二輪自動車および側車付二輪自動車を除く)用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行い、適合したものについてはJWLのマークが表示されます。
JWL-T基準適合マーク

トラック及びバス用軽合金製ディスクホイールの技術基準
この基準はトラック・バス用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。
この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行い、適合したものについてはJWL-Tのマークが表示されます。
試験、審査、品質保証マーク

ドイツ国内を代表する技術審査機関(ドイツの登録協会)〈Technischer Uberwachungs-Verein e.V.の略〉
産業全般に渡る製造物とその周辺のサービスに関わる、試験・検査・品質保証の認証システム。民間の第三者検査機関に属する専門家機関であり、世界的に見て最大級の検査機関です。ヨーロッパでは、TUV認証が安全マークである証と言われています。
VIA基準適合マーク

品質検査合格マーク〈VEHICLE INSPECTION ASSOCIATION の略〉
JWL,JWL-T基準に定める適合商品であるか否かを第三者公的期間の『財団法人日本車輌検査協会』が厳格に確認するもので、JWL,JWL-T基準による厳格な品質・強度確認試験に合格し、登録したものについては、ホイールにVIAマークの刻印がされます。
輸入自動車用アルミホイールを販売する際のご注意
輪重算式

| w | 車両総重量 |
|---|---|
| wf | 定員乗車状態の前軸 |
| Wr | 定員乗車状態の後軸 |
| Wf | 自動車検査証に記載されている前軸重 |
| L | 軸距(車両中心線上の前後車軸間の水平距離) |
| a1、a2 | 荷重p1.p2の作用位置(座席前縁から水平距離20cmの位置)から |
|---|---|
| a1、a2 | 後車軸までの水平距離 |
| p1、p2 | 乗車人員による荷重(一人の荷重は55kg) |
- 輪重とは、定員が乗車状態の前後軸重の荷重値の大きい方の2/1の荷重を表わす。
- 装着される輸入自動車の自動車検査証に記載されている前後軸の軸重及び定員より下記「輪重の算式」に基づき輪重を計算してください。
- ユーザーが装着を希望されているアルミホイールに限定使用の表示荷重記号が表示されている場合、1で計算された輪重との適合をご確認下さい。
- 1で計算された輪重が装着希望されているアルミホイールの表示荷重記号を上回っている場合はそのアルミホイールは絶対に装着しないで下さい。


